幼児教育実践学会
第13回幼児教育実践学会
本学会の位置付けは、当機構が主催する実践を中心とした全国研究会です。
- テーマ
- 「新しい時代を伸びやかに生きる」
-社会に開かれた質の高い幼児教育を- - 趣旨
- すべての幼児教育の現場の実践者を豊かにし、幼児教育の有用性を社会に示すことで、子どもの育ちが最優先される社会が実現されることを目指して、平成22年度、幼児教育実践学会がスタートしました。本学会では、3つの柱により学会運営を行います。
今回は通信回線を利用したオンライン開催です。 - 開催日と内容
- 【基調講演】事前配信
令和4年8月1日(月)~20日(土)
【口頭発表】事前配信
令和4年8月12日(金)~20日(土)
【ポスター発表発表】事前配信
令和4年8月10日(水)~20日(土)
【開会式・表彰式/口頭発表/ポスター発表】Zoomを使用したリアルタイム配信
令和4年8月20日(土) - 協力
- 全日本私立幼稚園連合会
- 参加資格
- 幼児教育関係者
- 定員
- 500人
- 参加費
- 5,000円
問い合わせ先(参加の方法、研究発表の方法、学会内容など)
一般財団法人 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25私学会館別館1階
メールアドレス info@youchien-kikou.com
電話番号 03-6272-9232
ファックス 03-6272-8363
大会の流れ(予定)
令和4年8月1日(月)10:00~20日(土)17:00 事前配信 | |
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基調講演Ⅰ | 「写真や事例から学ぶ保育の環境構成スキルアップ」 講師: 塩路 晶子 「幼児と共に創造する保育環境」を考える 湯地 宏樹 遊びひたる保育環境とは |
基調講演Ⅱ | 「“こどもがまんなか”の幼児教育を実践するために」 講師: 佐々木 晃 遊びに誘う環境が育む、幼児の非認知能力と主体性 木下 光二 幼児期の遊びが促す小学校での学びと育ち |
基調講演Ⅲ | 「子どもたちの豊かな学びを支える保育を目指して」 講師: 木村 直子 子どものウェルビーイングを高める保育 田村 隆宏 子どもの学びを支える保育者の同僚性 |
令和4年8月20日(土) 当日配信(Zoom) | |
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10:00~10:30 | 開会式 |
10:30~12:00 | 口頭発表Ⅰ |
12:00~13:00 | 休憩 |
13:00~15:00 | ポスター発表 |
15:15~16:45 | 口頭発表Ⅱ ※口頭発表II終了で閉会となります。 |
参加を希望される方へ
- 普通会員の方は、幼稚園ナビにて職員登録の上、参加申込を行ってください。
普通会員以外の方は、申込書に参加費を添えて現金書留にて当機構まで送付してください。
※普通会員は、都道府県私立幼稚園団体に加盟している私立幼稚園・認定こども園です。 - 原則当日の参加は受け付けません。
- 定員に達し次第、締め切らせていただきますので、ご了承ください。
幼児教育実践学会の3つの柱
【1】この学会で行う研究は、保育現場での実践を踏まえ、発表は事例を用いて、現場にフィードバックできることを念頭に研究会では参加者同士が活発に意見交換を行う
- ア.保育実践をより豊かにすることを目指すことから、実践を踏まえた研究であること。
- イ.研究発表が一方的な発表に終わるのではなく、参加者が提案事例をより共有しながら進められるように出来れば動画や写真など映像等を用いていく。
- ウ.保育実践者や研究者など参加者同士が活発に意見を交わす事を大切にしながら保育現場にフィードバックできる生きた研究になることを目指していく。
【2】生きた研修のメイキングの仕方を学び、全ての園の園内研修の充実を目指す
今、すべての私立幼稚園、一園一園の保育の質の向上、つまり一園一園の保育者、保育者集団の資質向上が求められている。そのためには、対外的な研修もさることながら、各々の園で行われる“園内研修”が質を高めるための根幹となるべきである。園内研修は、日々同僚性の中で効果的に行われ、保育者が仲間に支えられながら自信をもつことができたり、課題を明確にしたり、結果的に教師集団としての質が高まっていくことが重要である。つまり、比較的経験の浅い先生の多い私立幼稚園では、保育者同士が互いに同僚性の中で支え合いながらチーム○○幼稚園として力を発揮していくことが重要ではないだろうか?
そのために、この実践学会の役割の一つとして、生きた研修のメイキングの仕方を学び実践学会から地区へ、そして最終的には全ての園の園内研修に活かし私立幼稚園の質の向上を目指す。
【3】保育実践者と研究者が共に育ちあう
今、保育の現場では、研究のフィールドを保育現場におき、子どもにとってふさわしい保育や生活がより豊かになるように実践を理論的に支えてもらえる研究者が求められている。保育者や園長など保育実践者と研究者が本学会をきっかけに出会い、そして共に育ち合う関係を目指す。