子どもの育ちの理解が深まる情報紙の発行から
絵本の顕彰制度まで、ご家庭に役立つ
情報をお届けします
子どもの幸せを願い園とご家庭を結ぶ、子育て情報紙として、「こどもがまんなかしんぶん」を編集し発行しています。また、幼児期の子どもたちにおすすめしたい絵本を独自に選定しご紹介する、絵本の顕彰制度「ようちえん絵本大賞」を開設しています。
幼稚園・こども園に通うご家庭に向けて
「こどもがまんなかしんぶん」を発行しています
幼児教育の重要性や家庭での子どもの過ごし方などの充実した情報を提供し、園とご家庭を結ぶ情報紙として全国の私立幼稚園等に通う園児の保護者、賛助会員を対象に当機構が発行するしんぶんです。1957年より「PTAしんぶん」という名で発行を開始し、2022年3月号で第708号を数えた後、名称を「こどもがまんなかしんぶん」と改め、子育てに寄り添う、より充実した内容を掲載し、発行しています。
親子で絵本に親しむ時間を大切にしてほしいという思いから
「ようちえん絵本大賞」を顕彰しています
昨年11月、「ようちえん絵本大賞」の選考を行いました。広報委員より推薦された絵本の中から、特別賞3冊を含む15冊の絵本を「第17回ようちえん絵本大賞」として発表いたします。
ある大学の先生が「絵本は読み聞かせてもらうことに意味があります。その時間は読み手の愛情を受け取る時間です。このことが子どもの成長にとても大切です」と言っておられます。みなさんもたくさんの愛情を注いでください。
第17回ようちえん絵本大賞
理事長賞
山のフルコース
ここは山の奥の奥のレストラン、「RestaurantYama」。メニューは「山のフルコース」のみで、窓から見えるのは美しい山並みです。四季折々の山の絶景が、絶品料理としてフルコースで振舞われます。ゆっくり、たっぷり、時間をかけてお召し上がりください。
広報委員長賞
うみへやまへ
山あいに住む「ぼく」は白い車に乗り、父親の生まれた海辺の家へ出発します。道中が色彩豊かに描かれる一方、絵本を後ろから開くと、海辺に住む「わたし」が赤い車に乗って母方の祖父母を山のふもとへ訪ねるお話が始まります。2つの物語が楽しめます。
こどもがまんなかしんぶん賞
わすれていいから
生まれた時からいつも一緒の「おまえ」。でも大きくなるにつれていないことが多くなった「おまえ」。少年の成長を見守る一匹の猫に親としての自分の姿を重ね合わせ、いつかは旅立つ子どもの成長に惜しみなく注がれる愛情がこぼれ落ちるような一冊です。
バーナバスの だいだっそう
半分ネズミで半分ゾウの『失敗作』バーナバスは、地下の「人工ペット研究所」で暮らしています。可愛く作られれば、地上のペットショップで売られますが、バーナバスはずっと地下。作り直される仲間たちと地下室からの脱走を試みますが、運命やいかに。
こどもかいぎ
こどもかいぎのお題は「おこられたときはどうしたらいいか?」です。それぞれの体験談や意見をもとに会議は進みますがヒートアップしすぎて、とうとう喧嘩に発展!さてどんな答えが出たのでしょうか。子どもならではの発想や意見に満ちあふれた絵本です。
わたしは ここが きにいっています
静かな場所が好きなごろんくんのお気に入りは、大きな木の下。友だちに誘われ川へ行くと、水中で見たこともない美しい世界に感動します。今度は土の中で、もぐらのミュージシャンたちが素敵な音楽を奏でていました。さあ、次はどこへ行くのでしょうか。
ガラガラ がらくた!?
森で一番高い木に巣を作っているカササギのメグとアッシュ。なんて可愛い水色のたまごが4つ!完璧です。でも巣の方はなんだか物足りない?ヒナのためにいろんなものを揃えていきますが…。愛情たっぷりの親鳥たちですが、本当に大切なものは…。
できるよ できるよ
大きなハリネズミと小さなハリネズミ。「さあ、庭掃除をしよう!できるかな?」と大きなハリネズミ。「できるよ、できるよ」と小さなハリネズミ。小さなハリネズミにはできないこともありますが、他の動物達に出会って、みんなの長所に気づいていくちょっと嬉しくなるお話。
ぷるるのちょこっとちがう
ずらりと並んだぷるる達、とっておきをお見せします。でも、一人だけちょこっと違います。みんなに「変なの」って言われてしょんぼりしていると「大丈夫、素敵だよ」と言ってくれる友だちもいて…。みんなと同じじゃなくていいんだ、と優しい気持ちにさせてくれる絵本。
おなじ そらの したで
落ち着いた色彩が気持ちを穏やかにしてくれます。「おなじそらのしたで」誰かと出会い、遊び、歌い、時には嵐にもあいます。それはみんな同じ。空を見上げた時、誰かとつながっているような気持ちになることを、教えてくれたような気がします。
じゅんばん じゅんばん じゅんばんですよ
四季折々に移り変わっていく自然。森羅万象はそれぞれ独立して存在するように見えて、実はすべてが繋がっている。それらにはちゃんと順番があり、法則があり、季節はまるでバトンを手渡すようにリレーしていく。美しい絵と詩的な言葉で紡ぐ絵本。
ゆきのこえ
日本列島は南北に長く雪の少ない地域もありますが、この絵本を通じてきっと、雪への興味がわいてくるはず!雪国の子ども達は、そうそう雪ってこんな感じ!となるでしょう。季節の変化や自然の現象に気づくきっかけになったらいいなと思える一冊です。
ぼくのすみっこ
すみっこが好きな人、案外多いのでは?部屋のすみっこでゴロゴロしていたカラスが初めにやったのは椅子を入れること。心地よいすみっこにするためにあれこれ手を加え、出来上がった空間は素敵、素敵。言葉はなくてもすみっこの世界に引き込まれます。
月虫の姫ぎみ
「かぐや姫」を別視点でリメイク。かぐや姫が「月虫」という昆虫であるという前提のもと、幼生の間は美しい姫君の姿になっています。虫なので誰に求婚されても全く興味がありません。やがて繭をつくり…。ちょっとしたSFホラー作として生まれ変わった絵本。
いちごりら
くすっと笑えるユーモアの奥に、やさしさや友情の温もりをそっと忍ばせています。「ちょっとちがう」からこそ生まれる楽しさや安心感が、読む人の心に静かに届きます。どこに置いても、表紙の『いちごりら』とふと目が合う…そんな不思議な魅力も。