全日本私立幼稚園PTA連合会

結成趣旨(昭和61年12月9日)

われわれ私立幼稚園関係者一同は、教育基本法にのべられている『われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである』との精神をもとに、われわれに課せられた期待と責任にこたえるため、私立学校としての特性と自主性をじゅうぶんに発揮して、教育内容を充実し、家庭及び地域社会の協力を得て、教育の効果をあげるとともに、その公共性を高めるための努力を続けてきたのであります。
しかしながら、現在のわが国の幼児教育制度並びに国及び地方公共団体の行政全般からみた場合、わが国幼稚園教育の過半(校数において63%、幼児数において71%)を担当している私立幼稚園教育の振興をはかり、幼児の幸福の増進に寄与するためには、それぞれの私立幼稚園個々の力では解決できない幾多の問題があるのであります。
したがって、われわれは、共通の問題を、共同の力によって、それぞれ解決してゆかなければならないのであります。
そのためには、私立幼稚園の設置者、教職員並びに保護者が、それぞれの私立幼稚園の特性と自主性をそこなうことなく、共通の問題を共に考え理解・認識して、共同の力によって解決してゆける組織をもつことの必要性を痛感するものであります。
全日本私立幼稚園連合会の新しい発足に足並みを揃え既存のPTA団体を解散または発展的に解消し、今回、各都道府県に組織されている私立幼稚園のPTA、母の会、保護者会等の母体をもって新しく全国組織として結集しようとするものであります。